彼女

「 せっかくだし、飲めるところ行きたいなぁ！ねぇ、どう思う？ 」

彼氏

「 せっかく出かけているし、このまま帰るのもつまんないからな。どこに行く？ 」

彼女

「 うーん…どっちかというと、ガチャガチャしているところじゃなくて、バーとか行きたい！ 」

彼氏

「 バー？今昼間だぞ？こんな時間からやっているバーなんてないだろ 」

彼女

「 探したらあるかもしれないじゃん！ 」

彼氏

「 じゃあ探すだけ探してみる？ 」

彼女

「 ねぇねぇ彩斗！ここなんてどうかな？ 」

彼氏

「 ん？カラオケBARhit？ 」

彼氏

「 おお！歌って飲んでスポーツ観戦もできるバーなのか！ 」

彼女

「 ねっ！？いいでしょ？ 」

彼氏

「 カラオケができるのもいいじゃん！ここに行ってみるか！ 」

彼女

「 やったぁ～！行こう行こう！ 」

太田

「 いらっしゃいませー！ 」

彼女

「 わぁ～！雰囲気最高なんだけど！ 」

彼氏

「 昼間から飲めるのも最高だし、いいところ見つけられてよかったな！ 」

彼女

「 うんっ！ 」

太田

「 お好きな席にどうぞ～！ 」

彼氏

「 はい！あ、飲みものの注文いいですか？ 」

太田

「 はい、どうぞ！ 」

彼氏

「 ビール1つと…沙織はどうする？ 」

彼女

「 私はハイボールで！ 」

太田

「 かしこまりました！少々お待ちくださいね 」

太田

「 お待たせいたしました！ビールとハイボールになります 」

彼氏

「 ありがとうございます 」

彼氏

「 それじゃあカンパーイ！ 」

彼氏

「 ん～～！うまい！ 」

彼女

「 さいっこー！ 」

太田

「 今日は出かけられたんですか？ 」

彼氏

「 そうなんですよ！彼女とスポーツショップに！ 」

彼氏

「 お互いプロ野球が好きなので、結構観戦に行ってます 」

太田

「 そうだったんですね！好きな球団はあるんですか？ 」

彼氏

「 もちろんジャイアンツです！ 」

彼女

「 私も！ 」

太田

「 おお！そうだったんですか！僕もジャイアンツファンなんですよ 」

彼女

「 ええ！奇遇！ 」

彼氏

「 本当ですか！？すげぇ…まさかバーでジャイアンツファンに会えるとは思ってなかった！ 」

太田

「 僕もですよ！いやぁ、嬉しいなぁ！あ、先月の試合に行きました？ 」

彼氏

「 もちろん行きました！ 」

彼女

「 チケット取るの大変だったんですけど、すごくよかったです！ 」

太田

「 あはは！あの試合はすごかったですからね 」

太田

「 うちのバーは、試合をライブ観戦もできますから今度是非来てください 」

彼氏

「 マジっすか！？ 」

彼女

「 絶対来ます！！ 」

太田

「 カラオケもできるので、歌いたいときはどうぞ！ 」

彼氏

「 よぉーし、気分も最高にいいし1曲かましてやるぜ！ 」

彼女

「 いけいけー！ 」

彼女

「 いやぁ～めっちゃ楽しかったぁ～！ 」

彼氏

「 まさかジャイアンツファンのマスターだとは思わなかったよ 」

彼女

「 絶対にまた行こうね！ 」

彼氏

「 おう！ 」

彼氏

「 こうして俺は彼女とカラオケBARhitへ頻繁に行くようになった 」

上司

「 このまま二次会に行くぞォ！ 」

上司

「 みんなぁ！この辺でいい感じのバーを知っていたら教えてくれ！ 」

主人公

「 あ、それなら自分おすすめのバーがありますよ！ 」

上司

「 本当か！ 」

主人公

「 はい！この先に“カラオケBARhit”ってバーがあるので案内しますね！ 」

上司

「 よし！今日は飲みまくるぞ！ 」